国に安全性を認められた「メルスモン」はヒト由来の胎盤を材料につくられた製剤です。更年期障害の治療薬として認可されています。プラセンタ（胎盤エキス）は細胞の新陳代謝を促す成長因子などの栄養素を豊富に含んでいます。ホルモンバランスを整え血行促進、造血、疲労回復に作用します。ここでは、わかりやすく更年期のプラセンタについてご説明いたします。

１．女性ホルモンの分泌量を増やす

年齢を重ねると女性ホルモンの分泌が減っていきます。それにより更年期の症状が現れはじめます。つまり、更年期の症状を和らげるにはホルモンバランスが鍵となるのです。プラセンタは女性ホルモンの分泌を高めることができます。ヒト由来の胎盤エキスであるプラセンタ注射には少し抵抗がある方や、病院に行くほどではないという症状の人などは、まずプラセンタサプリで体調が改善できるか様子を見てみるのが良いです。

２．内分泌調整作用と自律神経調整作用

更年期障害は人それぞれであり多種多様であると知られています。すべての人が辛い更年期障害に見舞われるとは限りません。自分の症状が軽いと感じる場合はそのまま様子をみていけばいいことですが、やはり辛いとお感じるようであれば対策をされるのが良いです。プラセンタは動物実験からホルモンバランスを整える内分泌調整作用や自律神経のバランスを整える自律神経調整作用に効果があると知られています。症状を和らげることができるのです。

３．プラセンタの作用は女性・男性を問わない

プラセンタは男性更年期障害にも効果があります。女性の場合は女性ホルモンの低下によって、男性は男性ホルモンの低下のLOH症候群（加齢男性性腺機能低下症候群）によって気力や記憶力の低下などが起こってきます。プラセンタは生命の源であるアミノ酸、タンパク質・脂質・糖質の三大栄養素を多量に含んでいます。ホルモン調整作用によってホルモンの分泌量を整え、男性のLOH症候群自体を改善することも期待できるのです。女性・男性にしか効かないということではなく両者に作用します。

４．本来あるべき状態に戻そうとする力を発揮

プラセンタには体内の復調作用があります。各部各所を本来の自分自身が持つあるべき姿に戻してくれるのです。プラセンタの経口投与や皮下注射に使われる胎盤エキスには、赤ちゃんが成長するのに必要な栄養が、ぎっしりと詰まっています。細胞の新陳代謝を促す成長因子などの栄養素を豊富に含んでいるのです。プラセンタ研究所長も約10年程度、一週間に一度3A（アンプル）の皮下注射を行ってきていますが、身体と心がとても喜んでいるのを強く実感しています。

５．更年期から老年期にいたる各症状の改善に顕著な作用

プラセンタは更年期障害に悩む方に最適なアプローチの1つと言えます。代表的な作用・効果は下記の通りです。

• 肝機能のアップ
• 自律神経調整作用
• ホルモン分泌調節作用
• 疲労回復作用
• 血行促進作用
• 抗炎症作用
• 免疫アップ作用
• 抗アレルギー作用
• 活性酸素除去作用

プラセンタは皮下注射だけでなく、サプリメントやドリンクの経口投与でも摂取することができます。「それでは成分量が少ないのでは？」と考える人もいるかもしれませんが、現在市販されているものの中でも、良質なメーカーが提供するプラセンタ商品は十分摂取目安量をクリアしているものがあるのです。

プラセンタ研究所長のまとめ

更年期障害で最も恐れることは日常生活に支障をきたす場合です。落ち込み・気力が低下し意欲がわかない、やる気も出ないという状態では何もできず辛いですものね。一般に市販されているプラセンタサプリは食品・栄養補助食品です。経口投与によるプラセンタの摂取は全て吸収されないため、苦しくどうしようもない場合にはお医者さんでの注射剤の注入が良いですが、手軽に摂取できるプラセンタサプリであれば10年間と言われている更年期を摂取しない状態よりも楽に乗り越えることができるはずです。

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